ワン ワン キャン ! と・・遠くで聞こえる小型犬の声に目を覚ますと、
ヒャッ! と・・冷たい空気に触れ! 軽井沢にいるんだと我に返り・・
隣を振り返ると王子達はまだ寝ている・・まったく寝るのが好きな王子・・飼い主に似るとは聞くがこうも似ているとは・・
外のランでは既に人の声も聞こえている・・たまの旅行なんだからゆっくりとすれば良いのに・・
と・・思うのは我家だけらしく声は益々増えているのだった
お〜い! そろそろ散歩しないと!
と・・隣を起こすが前夜の飲み過ぎで中々目が覚めない様子・・前夜の懇親会で
鍋奉行を
仰せ付かり・・律儀な男はその職務を果たす為に緊張をした様子で・・がぶ飲みをしたのだった
も〜 お腹一杯です!
いや・・いや・・蕎麦が残っているんで! と・・人の迷惑を顧みず・・職務を果たそうと
今回参加の
えくうす母に助っ人を頼み・・蕎麦を鍋に入れる
KY な男でもある
そんな男もいよいよ目が覚めたらしく王子を連れ出し、
夜露に濡れたホテルのランで
遊んでくれた・・
夜露に濡れた
芝生も枯れ頃合い良く出来上がっているらしく、王子のコートにたんまりと
こびり付き朝から今日の悲惨な一日の幕開けを思わせるのであった
こびり付いたヨゴレを落とし階下のレストランに行くと、メンバーはホテルのオーナーによる
振る舞いの食事を済ませくつろいでいた・・早食いだけが取り得の家族は
味わう事も無く口へと運び終わり良ければそれでヨシ調子・・
そんな家族に育てられたわりには王子の食事は半日係りで食べるのだった
さ〜そろそろと! 幹事のえくうすさんの声が!
迷惑掛けないようにと・・早目に外で待機! 今度はランには入れず表で遊び
荷物も車に積み込んだ・・
忘れ物はないね! と・・ヴィヴィ家・・荷物ヨ〜シ! 犬ヨ〜シ!
OK, I GO〜〜 と・・その時
【 私を置いていかないで〜〜】 と・・叫ぶ声がしたが一家の耳には届かなかった
道に不慣れな一向は、案内人のえくうす号につきアヒルの行列をつくり・・
えくうす号 えるぐれあ号 anita号 ヴィヴィアン号は、次の目的地の
軽井沢タリアセン
へと車を進めるのであった
ホテルからは近く天候も恵まれ、タリアセンでの撮影は素晴しいものになるだろう
一向は駐車場に入り準備に掛かる・・
王子を下し・・
お散歩バックを降ろす・・降ろす・・降ろしたいが無い!
そう・・無いのであった!
あ〜〜あの声はルミノ〜サの先着45名が貰ったお散歩バックの声だったか!
本日もまだ使うお散歩バック! どこへ・・
あっ! ホテルの外の椅子の上に置いた記憶がよみがえり・・一足先に行ってもらい
ヴィパパはホテルに戻り・・10分後に合流
タリアセンでの一時を済ませ、一向は次の昼食場所へと移動した
軽井沢レイクニュータウンの中にある、
欧風レストラン ナカガワへと車を進める
テラス席が取れ大型犬でも充分なスペースがあり、建物も洒落であり・・何よりも見ごろな時には薔薇ガーデンが素晴しいと思われる
何せセッティングしたお方は、えくうすさん! またの名は薔薇麗人とも言う程の
薔薇好き・・(えくうす母もその薔薇のお世話係り)
車は駐車場に入り、店内に入る前に・ここで一遊びさせようと・・手荷物を置き
入り口に立つ面々! が・・どうも呼びの聞かない我が王子! 怖くて・・
このままレイクニュータウンの住人となるには資金不足な我家!
他の客人もありつかの間のお遊びを終え店内!
予約時間前という事もあり店の前での撮影時間をもち・・テラスへ移動
が・・どこかで 【 待って ! 私を連れて行って 】 と・・聞いたような声が・・
お〜〜 スゴ〜イ! 素敵〜! と・・どよめきにも似た歓声が秋風と共に心地良さに変わり、
この声をも耳に入らなかったヴィヴィアン一家だった
日頃の手入れの賜物と、週末を犬のシャンプーについやす苦労が報われる一瞬に酔いしれる一向は、とめどもない会話と美食を堪能し解散予定時刻より1時間ほど延長しお開きとなった!
一向はそれぞれの思いを胸に、今から始まる長距離復路を物ともせずに・・
さようなら〜〜〜またね! と・・それぞれに出発!
あれ! えるぐれ号がいる! 本来の予定は、このまま付いて行き関東回りでお泊りし
お世話になる予定だったのだが・・
娘が軽井沢と聞き耳と立て隣のプリンスショッピンに寄ろうと急遽参加し、
翌日は仕事なので、1時間程買い物を楽しみ・・帰路に着くことにした
どうしたの? と、聞けば・・ちょっとだけプリンスに寄ると言うではないか!
あら! 良かった・・後に付いていけば良いと・・ナビが壊れているえるぐれあ号の後を、
ナビがしっかりとあるヴィヴィ号は離れるもんか! と、走るのだった
何せ・・ナビより安心な道案内人なのだ・・程なくすると
さすが関東仕込み・・混んだ駐車場も要領良く見つけれるのだが、駿河の
田舎育ちのヴィヴィアン一家はモタモタと鈍い・・
おみやげ館へ先ずは行き、何やら物色し・・それぞれに別れここで解散・・
その時・・軽井沢の空も曇り始め・・小雨がパラつきだした
6日が数十回目の誕生日の娘に何か一つプレゼントしようと・・あの店 この店と
本当に〜 迷うタイプらしく決まらない!
予定の4時出発は当に過ぎ・・時計は4時半を周っているが、決めきれずにいるところに
先に出発した、えるぐれあ号より渋滞情報が入り・・碓氷軽井沢は混んでいるので
ホテルを通り過ぎ18号を東京よりのインターから乗れと指示だった
渋滞とは! 遅くなるから帰ろうと結局買わず終いで車に戻るのだが・・
ね〜これから長く乗るから、小雨だからここの隅で犬を降ろしチッコタイムを取ろうと言うことにしたのだが・・
無い! 無いのだ!また
ルミノーサバックが! 無い・・
何処をさがしても あっち・・こっち・・するとヴィパパが! あそこだ!
昼に寄ったナカガワのパーキング! 遊ばせようとバックを手から離し工事現場のポールに掛けた事を今思い出した
どうする! ヴィヴィアン家・・これから戻るかバック欲しさに! 時は既に5時を回っている
でも・・でも・・捨てられない! だってあの中には、
#1 ピンプラシ&コームが入っているもの!
え〜〜い! こうなったら破れかぶれ深夜帰りを決め戻った・・
あ〜〜〜迎えに来てくれたのね!と・・降りしきる雨の中、バックは思った通りの場所で
ヴィヴィアンを待っていたのだった!
やっぱり迎えに来てくれたのね・・信じてたわ! ・・と、言ったかは知らないが・・
一日2度も同じバックを忘れるなんて! アホだわ! しかし・・運が良いバックだ!
人間なら転んでもただでは起きないタイプだよ・・きっと・
さ〜これで、軽井沢に別れを告げ急げ! 目指すは18号松井田インターへ
高速に入る前に給油を済ませ、いざ! 上信越道ー関越道ー圏央道ー中央道
東富士五湖道路ー東名高速といくつかのJCTを初めて通過する復路
順調に車は18号を進めると、
おぎのやがあった! そうか・・ここで釜めしを食べたと言ってた
えるぐれあ家・・
ふ〜ん! 中々・・道を熟知しているんだね〜! 一方・・単に高速SAで
ラーメンを食べたヴィヴィアン家・・おまけに道に迷い遅刻! えらい差だは・・
そして高速に入ると・・何故か止まった! ガソリンは満タンに入れたハズなのに・・
いや・・止まったのは、大渋滞〜〜〜!!
え〜〜〜〜! ナビの到着予定時刻がだん だん だんと遅くなっていくのだった
ノロ ノロ ノロと走りは止まりの繰り返し・・要約関越道まできた時に・・
仕方ない・・遅れついでに休憩をと・・次のSAでと・・
通った事のない道路でどこが良いかも分からないので・・取り合えずフォークマークがあるところにしようと決め・走る
あっ! ここはコーヒーカップだけだだから・・小さいんだよ・・きっと
過ぎ去るパーキングは大きかった!
いくら渋滞中でもバックするわけにもいかず通過・・
周りを見れば関東ナンバーの車ばっかり! 何を今頃静岡ナンバーが、こんな処を走っているかと思うだろうな〜と我ながら不思議なのだが・・道路というものはおかしなものだ・・
家とは反対方向に車を進めているもの・・このまま東名高速まで飛び越したい!
相変わらず・・ノロ ノロ ノロ 70キロ進むのに2時間・・
やっと・・圏央道までたどり着くと・・ここは東京だよお母さん!
あ〜〜泊まりたい! えるぐれあ家! 娘よ・・鈍行列車で一人帰っておくれ! と・・言いたい
ヴィヴィ夫婦・・・あの時、ホテルの追加が出来なかったら・・あの時バックを忘れなかったらと・・
夜道を飛ばすヴィヴィ号の到着時刻は明日になっていた・・
車は圏央道を通過し中央道に入っていた・・お〜空いている!
車は見えない! 見えない・・・・霧で視界50メートル・・見えないハズだは・・
小雨降る中央道は濃霧で覆われていた・・
プルプル〜〜 車内に鳴り響く携帯音・・はい! 出てみれば・・えるぐれあさん
心配してくれ電話をくれたのだった! 8時に到着し食事を済ませて来たそうだった
あ〜〜娘が同行しなければ・・今頃は酒盛り真っ盛り! なぜに霧の中を必死に飛ばしているのか・・これも運命か・・親ばかか・・
明日の仕事に支障が出ないように娘を早く家に届ける為に・・親とはつらいな〜〜
要約・大月を抜け河口湖インターで降り・・・あれ?
な・・何〜〜すぐに降りれると思ったら、ここから20キロ!
ショボ降る河口湖付近は・・まったく見えない!
ノロ ノロ ノロ と・・やっとの思いで降り・・東富士五湖道路を一路・・
御殿場インターへひた走る・・ヴィヴィ号
御殿場さえ入れば・・後は1時間で着く我が家に!
飛ばせ〜 飛ばせ〜〜! 64歳の夫にはっぱをかける妻・・
は〜〜〜入った〜御殿場! おっ! その時・・到着時刻が本日中に着くと表示!!
娘よ! 安心しろよ 見直したかと・・胸に秘めた父の思い!
こうして軽井沢の1泊2日の旅は終わったのだった・・
皆様お世話になりありがとうございました! えくうすさんありがとうございました
偶然に見かけたアフガンハンド! 飼う事になろうとは思いもよらずいたが
いつしか私の心の奥底に潜み迎えたケリー。そして多くの友達と楽しい日々を運んでくれた。
ありがとう王子達よ!いついつまでも一緒に思い出を作ろうね!
今宵はこれにて終わり 戸締り

火の用心